あきたこまち

昭和59年にコシヒカリと奥羽292号を掛け合わせて誕生したのがこの「あきたこまち」、コシヒカリ譲りの味の良さと香りの良さで、秋田県ばかりか日本を代表するお米の銘柄になりました。
味の特徴は一言で言えばもちもちとした粘りのある食感。他の品種より水分が多くもちもちとした感触が味わえます。
秋田県の気候、風土に合わせて育種されたあきたこまちは、本場秋田でこそ本物のあきたこまち、本来の美味しさを出すことができます。
秋田県雄勝町、小野の里に生まれたと伝わる小野小町にちなみ、おいしい米として名声を得られるようにとの願いを込めて「あきたこまち」と名づけられました。
あきたこまちは、昭和59年に秋田県農業試験場がコシヒカリと奥羽292号を掛け合わせ完成したもので、豊富な水と豊かな土壌を持つ秋田県の気候に最も適した品種です。
それまで東北地方のお米はササニシキを親に持つものがほとんどであきたこまちはコシヒカリを親としての初めての成功例といってもいいかもしれません。
そもそもコシヒカリやササニシキよりも格安な値段でより美味しいお米を目指して改良されたあきたこまちですが、近年ではブランド化とともにその値段も上がりました。
あきたこまちのネーミングは絶世の美人と呼ばれた「小野小町」が秋田県の雄勝町に生まれたとの言い伝えがあることから「秋田」と「小町」をかけて生まれた名前です。
ちなみに秋田新幹線の「こまち」も同じ由来かと思われます。あきたこまちの味の特徴を一言で言うともちもちとした粘りのある食感でしょう。
他の品種より水分が多くもちもちした感触が味わえます。ただこの粘り気が嫌な方もいらっしゃるかもしれません。
東北、関東、東海、近畿、中四国、九州まで広く作付けされておりそれだけ全国でも認められている品種なのです。
平成13年度の統計では東北地方での作付けは「ひとめぼれ」についで第2位となっております。
秋田県は雪国でありながら夏の日中は思いのほか暑く、8月の平均気温は約25度。千葉県銚子市とほぼ同じです。
また8月の日照率は43%と、米の品質ひ大きな影響を与える日照時間が長いのも特徴です。
ところが、日が暮れると気温は一気にダウン、この温度差と夏場以降の安定した天候が元気で健康的な「あきたこまち」を育てているのです。
適地適作とは「作物の特性に適した自然環境の中で育ててこそ、健康で最も美味しい作物を作ることができる」という意味です。
いまや全国各地で栽培されている「あきたこまち」ですが、秋田で生まれた米だけに、故郷・秋田は理想的な生育環境です。
「あきたこまちは、やっぱり秋田県産に限る」という熱烈なファンも多いのです。
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